Project
田口研究室の研究紹介
田口研究室では，「柔軟な学習・推論能力で賢く人をサポートするシステムが作りたい！」と考え，（１）音声・画像認識，機械学習の産業応用，（２）言葉の意味や行動の意図を学習・理解するロボット，などなど…に関する研究を行っています．
ヒューマンロボットインタラクション
ロボットを様々な場所に連れて行き，その場所の名前を音声で教示していきます．ロボットは音声教示から場所を表す音素系列とその意味を獲得することができます．
「大きい」や「明るい」などの形容詞や，「前，後，左，右」，「手前，奥」，「向こう側」などの位置概念は，参照点を基準とした相対的な概念です．参照点を明示せずとも，人の発話から自動的に参照物を推定しながら，相対位置概念を学習する手法を開発しています．
パターン認識・機械学習の産業応用
カーシェアリングやレンタカー，中古車販売業などを対象にした車の外観自動検査の研究です．固定式・移動式のキズ検査装置や，３次元計測による凹み検査の研究を行っています．
航空機用ワイヤーハーネスの組み立てを効率化するために，（１）電線番号の読み取り，（２）ピンカシメの検査，（３）コネクタピン位置指示を行うシステムを開発しています．